日本キリスト教奉仕団の目的(ミッション)
日本キリスト教奉仕団は、キリスト教精神に基づき、人種、国籍、宗教の如何を問わず、多様な福祉サービスがその利用者の意向を尊重して総合的に提供されるよう創意工夫することにより、利用者が、個人の尊厳を保持しつつ、自立した生活を地域社会において営むことができるよう支援することを目的として、社会福祉事業を行う。
日本キリスト教奉仕団定款第1条
<ヴィジョン>(経営方針・方向性とルール)
①キリストの愛(アガペ)の精神を持って、障がいの有無にかかわらず「共に生き、共に歩み」あたりまえの暮らしが出来る地域共生社会の実現
(多様性と包摂性)
②アジア社会福祉活動へ貢献する。
<バリュー>(行動指針) 共に働くための判断基準
①一人一人の尊厳、意思を大切にし、敬意をもって人に接する。
②必要とされる方たちに優しさを持って誠実に奉仕する。
③新しい分野でのニーズを見つけ、実現に向けて努力する。
④何事にも肯定的に物事を考えた上で最適な行動を心掛ける。
⑤一般企業・NPO法人・個人との協力で地域福祉に貢献する
⑥福祉に対し高い専門性をもって、最高のサービスを提供する。
私たちの奉仕団の歴史
奉仕団の前身の国際基督教奉仕団は、戦後混乱した日本経済社会に莫大な救済物資を支援したララ委員会が日本の独立と共に1952年に解散されたあと、キリストの証を立てるため、日本側関係者に協力して生まれた日本のキリスト教団体でした。当初の仕事は、救援物資配布、身体障害者事業、キリスト教学生奨学金、難民救済、移民問題促進、家畜による救済でした。大学に福祉司育成の為の講座寄贈し、研究助成事業も展開、1958年に社会福祉法人として日本キリスト教奉仕団が設立され身体障がい者自立支援事業を開始しました。